本協会は、昭和32年に文部科学省認可の社団法人全国経理学校協会として設立され、永きに渡り我が国の経理・簿記の普及・振興に努めてまいりました。平成 23年4月1日には内閣府から認定を受け、公益社団法人全国経理教育協会として活動を実施しております。
本会の代表的な事業である検定事業は、簿記能力検定試験・電卓能力検定試験をはじめ、税務関係試験等12の検定試験を実施し、設立以来2100万人を超える受験者を得ています。最近では、中国、ベトナムへ日式簿記の普及も一部始めております。
平成23年度からは検定事業に加えて、簿記教育の普及を図るために出版事業を立ち上げ、全ての検定試験の過去問題集の発行や各種教材・テキスト等の認定・監修事業を積極的に進めてまいりました。
また、各種業界様や会計関係の専門家様と連携し、それぞれの業界で必要な簿記・会計・税務におけるきめ細やかな研修会や講習会等を開催し、業界様の発展を支援しております。
さらに、現在の経済社会のニーズに応える形で、社会福祉法人簿記会計認定試験を、一般財団法人総合福祉研究会様と共催いたしました。また、新検定として、中小企業BANTO認定試験、相続税法能力検定試験、社会人常識マナー検定Japan Basicをスタート。令和5年4月より、一部検定のネット試験も開始いたしました。
本会は、「簿記・会計・税務」は今までと同様に、更に上記しました各検定・認定試験を通し、我が国の産業を支える人材育成を、今後とも積極的に進めてまいります。本会の目的趣旨にご賛同いただければ、是非とも本会へのご入会、検定試験・認定試験や教材のご活用をお願い申し上げます。
公益社団法人 全国経理教育協会
第十五代 理事長 鈴木一樹